色をつけよう
中塗り、上塗りは同じ作業を2回繰り返します。中塗りを外壁全体に施工し、乾いた後に同じ塗料を再度塗っていきます。
まずは中塗りです。
今回は施主様のご希望で軒天も外壁と同色で。(私の好みとしては軒天は白っぽく塗りたいんですが・・・笑)
塗った直後は!
中塗りが乾いたら最後の上塗りです。
まれにこのような質問をいただくことがあります。「中塗りと上塗りが同じ色だったらどこまで上塗りしたのかわからなくなるんじゃないですか?」と。
それに対する回答は次の写真。
これは上塗りをしているところですが、若干薄い色をしているのがお分かりでしょうか? 塗料というのは塗った直後は乾いていないので本当の色よりも少し薄い色をしています。これがために塗っている本人にはどこまで上塗りしたのかがわかるようになっているんです。
また、「3回塗ると言いながら2回しか塗らない悪徳業者を見分ける方法として、中塗りと上塗りの色を変えてもらいなさい」という話もありますが、私は反対ですね。中塗りに上塗りと違う色(全く違う色にはしないとは思いますが)を使うということは、施主様がご希望の色は上塗り分の厚みしかないということになりますから。それよりも上のような写真を添付して報告することが、確かに3回塗ったという証明にはなると思います。