着工前の段取り

集合住宅としては大洲、松前と続いていましたが、松山では久しぶりの塗替えです。全部で4世帯と世帯数が少ないとはいえ、やはり入居者の方への気配りは欠かせません。事前に入居者への着工のご挨拶を済ませてからご近所のご挨拶回りを済ませます。

戸建て住宅だと着工の3日ほど前、集合住宅だと1週間ほど手前でしょうか。

足場の組立に先駆けてテラスの波板は一時撤去しています。

シーリングに一工夫

無事に足場も組みあがりまず取り掛かったのがシールの打ち替え。どこからか雨水の浸入の形跡もあるためサッシ廻りの一部と縦目地は全て撤去・新設です。既存のシールを撤去しプライマーを塗った後、新たにシールを充填します。

さて、ここでシールの色が違うことにお気づきでしょうか? 何故?

実は1階と2階で塗装する色が違うためにそれに合わせてシールの色も変えているんですが、そこまでこだわる会社はほんの一握りじゃないでしょうか。

その他の工夫

その後、高圧洗浄、鉄部の錆止めと進んでいくんですが、ちょっとこの写真をご覧下さい。

板金を留めている釘が抜けてきています。これ、結構見かける現象なんですが、過去あちこちの現場を見てきた限りでは塗装職人というのはこれを放置します。まるで釘を打つのは自分の仕事ではないと思っているかの如く。

でも、弊社では

当然、打ち込みます。不備を見て、放置してはいけません。

自分たちは一体何をしているのか? 塗装工事をしている? いやいや、今後10数年間安心して住める家のメンテナンスをしているんです。

そういう気概で仕事に取り組まなければいけません。